「1日5分英語発音の筋トレ」で相乗効果を

英語・英会話のコツ(キモ)はあるのか?

「例文で覚える中学英単語・熟語1800」でルールに従った正しい発音で音読できるように練習していると、今までいかにいい加減に、適当に発音していたかがよくわかります。
長年のローマ字読みの癖があります、それにほとんど日本語化してしまっていて日常的にカタカナ発音して使っている英単語も実際の発音を確認してみると随分違っていたりしますから、それらを矯正するのは大変な作業ですね。
1800の見出し語には発音記号が付いていますが、ここでそれぞれの単語の発音を確認したつもりでも、例文を読んでいると、また悪い癖が出てきてしまいます。例文を読むときも各単語を意識して集中して練習し、発音を矯正する必要がありますね。

カタカナでは実際の発音は表現できないですが、敢えて使ってみると、私がやり直し英語を始めた当初はこんな感じでした。

[例]helloは「ハロー」と読んでいましたが、最後の「o」は「オウ」ですね。
同じようにnameを「ネーム」、dateを「デート」と読んでいましたが、正しくは「a」を「エイ」と発音するのですね。
こんなレベルですから、もちろん「数学」の「math」の「th」はカタカナの「ス」そのものでしたし、「age」と「Asia」の「ジ」の部分は区別できていませんでした。
RとLもひどいもので、全部ラ行で読んでいましたが、この弊害は大きいですね。
例文の日本語訳を見て英語で書く練習をしていると、単語のスペリングで迷ってしまうのです。ここはR、それともL?-これは音読するときにRとLを区別せずにラ行で読んでいる証拠ですよね。そしてこの点こそが、やり直し英語の最初に発音のルールをしっかり理解しておく必要があると感じた部分でした。

もう一つ発音するにあたり私が感じた問題点がありました。前述しましたが「例文で覚える中学英単語・熟語1800」の見出し語には発音記号が表記されています。これで新出単語の発音は確認できるのですが、例文を読むとき自信をもって発音できない部分がありました。それは名詞や動詞の語尾が変化した時の正しい発音でした。例えば、無声子音のあとではs,dは濁らないといったような語形変化に伴う発音のルールもしっかり確認しておく必要がありますね。

発音のルールが一通り理解できたら、後は練習ですね。もちろんRとLの違いとかが頭で理解できたからといって、急に流暢な発音ができるようになるわけではありませんね。まだまだぎこちない状態ではあっても、少なくとも頭の中では区別ができていて、意識して発音できていることが肝心だと思います。そうすれば、以前にもこのブログ(英語の発音に自信をもつために)で紹介しました、「1日5分英語発音の筋トレ」のような本を利用した各発音要素の練習が生きてくるのだと思います。