高校生にもおすすめ

先日、高校3年生の英語力に関する調査結果が文部科学省から発表されました。
英語の4技能である「読む力」、「聞く力」、「書く力」、「話す力」をそれぞれ調べた結果を総合的に評価すれば、中学校卒業時に身につけているべき英語力を下回る結果になったということです。
また、英語を嫌いだと答えた生徒は60%近くいたそうです。

英語でのコミュニケーション能力アップが叫ばれている今日の状況からすると、ちょっと憂慮すべき状況かなと思います。学校での英語教育の在り方は数十年前とそう変わってないということでしょうか。
英語に限ってのことではないと思いますが、中学3年間の内容が十分理解できていない状態で臨むには、高校の英語のレベルは高すぎるし、4技能に関しても履修内容に偏りが顕著すぎるのではないでしょうか。
中学英語で基礎力を十分つけていないのに、高校レベルに進むことは無駄だということが、今回の文部科学省の結果から分かりますね。多くの生徒が我慢して、理解できない苦痛な授業を3年間受けているとしたら、時間がもったいないです。実は高校生の頃、自分もそのくちでした。

高校英語のレベルについていけないと感じたら、中学英語に戻って基礎をしっかりやり直した方がいいのではないでしょうか。私もやり直しの英語に使いましたが、「例文で覚える中学英単語・熟語1800」は高校の授業についていけない高校生にもおすすめです。この本の内容をすべて理解できるレベルまで、先ずは持っていくことです。英単語は意味だけではなく、発音、音節、変化形もチェックし、例文の中で使い方を理解、また、この本は、5文型を意識した構成になっていますし、文法の解説もありますから、これを十分活用すれば、英文の仕組みを理解することができます。そして一番重要なことは、英語を習得するためのコツやキモの部分を理解することです。あることが分かっているか、分かっていないかで大きな差がでます。詳しくは
こちらのページに書いてありますから参考にしてください。