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例文30 – 句動詞の”look for”

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look for ~

「探す」というと「サーチ」というカタカナ語が先に浮かびます。Googleを代表とするような検索サービスを提供しているサイトのことを検索エンジンといいますが、サーチエンジンとも言いますね。だからでしょうか、「探す」に対してサーチ(search)という英語を知っているのですが、実はこのsearchはこの本「例文で覚える中学英単語熟語1800」には出ていません。中学英語ではsearchは習わないということなんでしょうか?習わないにしても「~を探す」という意味は動詞lookと前置詞forの組み合わせで”look for”で表現できるんですね。このように句動詞は基礎的な動詞と前置詞の組み合わせで多くのことを表現できて便利です。しかもネイティブは日常会話では難しい単語はなるべく使わずに、句動詞を多用するそうです。中学英語レベルで日常会話は十分可能だと聞きますが、実はこのような句動詞をたくさん使えるようにしておくことが必要だということなんですね。そして、後は日常よく使いそうな語彙を自分で増やしていけばいいわけですね。この本では句動詞という表現はしていません。この”look for”も見出し語の意味・解説欄には熟語となっているだけです。lookを使った句動詞は、すでに例文8にも”look at”が出てきました。あと、どのような句動詞が例文中で使われているか調べてみますね。例文58の”look around”は「まわりを見まわす」という意味、例文61の”look up”は「~を調べる」、例文148の”look forward to”は「~を楽しみに待つ」の意味、例文226の”look down”は「見下ろす」の意味、例文258の”look away”は「目をそらす」の意味などlookを使った句動詞だけでも、これだけ出ています。ところで、句動詞とは何なのか、厳格な定義のことを言うと、広義、狭義もあり頭が混乱してしまいます。群動詞というような言い方もあります。とりあえず、基本的な動詞と前置詞(副詞)の組み合わせで、色々な表現ができ、動詞の本来の意味からは想像が難しいような意味で使われるものもあるのだ、と思っておけばいいのではないでしょうか。

shirt

例文15でT-shirtがでてきましたが、ここではshirt、発音はシャツではないので注意です。シャツというと複数形のshirtsをカタカナにしたような感じですね。逆にパンツ(ズボン)はpantsのように複数形が普通です。pantsは例文69を参照です。要するに英語での数の観念は日本語とは違うのですね。それと、ティーシャツのほうはT-shirtとすれば英語ですが、ワイシャツはY-shirtとしても英語では通用しないそうですよ。ワイはwhiteは(ホ)ワイ(ト)から来ているそうで、”white shirt”としないと通じないようです。だから「青のワイシャツ」なんて表現は日本でだけあり得るようです。

then

thenは例文17で”before then”:「その前に」という形で出てきました。そして見出し語の意味・解説欄には名詞で「そのとき」、副詞として「それから、そのとき」という意味が書いてありました。この例文30でのthenを日本語にする時は「それから、そのとき」ではちょっとおかしいです。「そういう場合には(それなら)」のような日本語が適当ですね。例文91のthenも同じです。例文50、178、179、213のthenは「それから」の日本語に当たる例です。

store

storeは「店」と書いてあります。じゃあshopとはどう違うのかが気になるところです。アメリカ英語では専門店がshopで商店はstoreというそうです。例によってGoogleの画像検索でstoreとshopをそれぞれ検索してみると、確かに出てくるサムネイル画像の雰囲気が違います。この本の例文39にはbookstoreと例文249にはbookshopが出てきますが、これらはどうなんでしょうか?goo辞書にはbookshopはアメリカでは小さい書店をさす傾向にあると書かれています。再度Googleで画像を検索、う~ん、ちょっと区別が難しいです。

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