「例文の学習」カテゴリーアーカイブ

例文4〈いつ~?- When~?〉

英語・英会話のコツ(キモ)はあるのか?

疑問副詞のwhen

「いつ~?」と相手に尋ねるときに使うのが疑問副詞のwhen、例文2では「何(の~)?」に使うwhatという疑問代名詞(形容詞)が出てきましたが、whenはここでは副詞ですね。

《ここでは》という認識が大切だと思うんです。英単語の多くが複数の品詞として使われているから、この本の見出し語説明欄に「副詞」だと書いてあっても、いつでも副詞であるとは限らないのだ、というように理解していることは肝心です。

例えばこのwhenは例文120にも出てきますが、ここでの見出し語説明では「接続詞」と記述されています。だから英単語は、そこでの役目によって品詞が決まるということですね。
この本では再掲の単語には青い文字で「復習」と書かれていますが、この例文120のwhenにもこの「復習」記号が付いています。でもこの品詞としては新出ですよ、これはちょっとおかしいと思います。

ところで、この本「例文で覚える中学英単語・熟語1800」ですが、例文を主体にして自然な英文を通して基礎的な英単語や熟語を勉強できるというコンセプト(concept)の参考書です。
よくできていると思いますが、ここにある298個の例文さえ覚えれば、後は簡単な会話ぐらいできるようになるだろうという考えは甘いと思います。会話には瞬発力が必要ですから、それなりの練習が必要だといういうことですね。
「いつ~するんですか?」という問いかけは頻繁に使いそうですから、この疑問副詞whenを使って、自分で文を作って練習してみるといいですね。この本の例文では、whenは20回登場しますが、疑問副詞としてはこの例題4のみで、あとはレベル3の例文120まで飛んで接続詞として出てきますが、以後の19例文ではすべて接続詞の用例です。したがって、疑問副詞の用例は自分で作って練習です。

whenが使われている例文一覧

疑問副詞としては例文4のみです。

接続詞としての例文は、120・121・122・123・151・172・173・174・184・185・214・226・231・244・251・252・273・275・296の19例文。
298例文の中で19回も登場するということはかなり重要なはずです。
センテンス(sentence)に「時」の情報を加えたいということは頻繁にあって、そんな時は接続詞のwhenを使えるんだということですね。

元に戻って、この例文4で使われている疑問副詞のwhenを使っての尋ね方ですが、この例題のように「~はいつ?」なら”When is ~?”ですが、あとどんな形があり得るのか、決まった形として覚えておくことです。会話時に心の引き出しからすぐ出せるように整理しておくといいと思います。
「いつ~するの?」と尋ねるときは”When do you ~?”というように、これも一つのフレーズとして捉えればいいわけです。過去形なら”When did you ~?”のようにです。
そして~には一般動詞の原型がくるが、これはいっぱいあって、この本に出てくる動詞を使って自分でセンテンス(sentence)を作っていけば、いくらでも応用ができますね。
この本「例文で覚える中学英単語・熟語1800」程度の内容が理解できていれば、お決まりの形をまとめたフレーズ集が生きてきます。フレーズ集にもいろいろありますが、こちらのものは凄いです。
くわしくはこちらのページを参考にしてください。

「週末」がweekendなら「月末」「年末」は?

「週末」がweekendなら「月末」はmonthendで「年末」はyearendと連想できるが、どうでしょうか?

「月末」はmanthとendの間にスペースを入れるか、ハイフン(-)で繋げばいいようです。
これで「月末の会議」なら”month-end meeting”と言えますね。

また”end of ~”といういい方もあるようです。

すると「月末」はthe end of the month”、ある特定の月名、例えば「4月」を使えば”the end of April”で「4月末」と言える。
「4月末に」:”at the end of April”
「4月末までに」:”by the end of April”

「年末」も同じかな?
こちらも”year-end”と”the end of the year”という形で使えるようです。